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おぎりんのblog♪問題の先延ばしこそ危機⁈

2025.01.06

カテゴリー:BLOG

明けましておめでとうございます。

旧年中はお世話になりました。本年もよろしくお願いいたします。

 

昨年は、能登半島で震災が元旦に発生、夕方には日航機と自衛隊機の衝突というとんでもない新年のスタートとなってしまいました。どちらも、まだまだ対策が十分にとられたとは言えない状況です。特に能登半島の皆様に対する支援をさらに強化していくことが望まれます。

 

今年こそ、良い年になって欲しいと思いますが、地政学的リスクの拡大、経済状況における分断の広がりや地球温暖化に伴う災害の増加など、悪材料ばかりが目立ちます。

そういう中ではありますが、わたし自身の非常に個人的な問題から少しでも皆様のお役に立てればという思いで今月のBLOGを書き進めたいと思います。

 

実は、昨年12月27日に膀胱結石の手術を受けました。26日に入院、27日手術、28日に退院という2泊3日なので、手術としては比較的簡易に見えますが、これは開腹ではなく尿道から導入して結石を割って引き出す手法で行うためで、回復が比較的早いからです。しかし、取り出された石のザイズ~と言っても割ってあるものなので、元のものよりは小さくなっています。がその石でもインスタやフェイスブックにアップしたところ、ご覧になった方々が一様に驚かれるくらいのサイズです。相当長期に渡り石を育ててしまったようです。

 

手術に至った直接的な状況としては、12月16日の月曜日早朝、排尿出来ない状況に陥いるという事が発生したためです。何度も救急車を呼ぼうかと迷いながらも、3時間にわたり、水分を取り、がんばって、なんとか排尿しました。尿がつまってしまったのは、結石が原因で血尿が生じ、その血糊が尿道をふさいでしまったからでした。このまま放置して、年末年始の移動中にでも、あるいは移動中でなくとも、この時期に詰まってしまったのでは大惨事になることが当然予想されます。

 

それで、元々前立腺がん再発時に執刀いただき、その後も定期検診を受けている医師に直接連絡、状況を説明したところ、すぐ翌日午後に病院に来なさいということになりました。

翌日、病院にてCTを撮り、診察を受けました。CT画像の分析から、かなり大きなサイズの結石が2個もあることが判明。またその後の精査で尿道の入り口に細かな石がまとわりついている事が分かりました。それで早速手術という判断になり、その日のうちに術前検査も受けました。

 

結石がそのようなサイズになるためには相当な年数がかかるとの事で、なぜそのような事を放置していたのかという疑問を皆さん持たれる事かと思います。

もちろん、今回のような3時間も排尿に要するような事態は初めてでしたが、2年前にも30分くらいかかった事があります。血尿も年に何度も発生しており、つらい状況を経験しながら何故?という事かと思います。

 

実は、こんな皆さんが驚くようなサイズの、まさに「石」でも、膀胱の中に沈んでしまうと、全く痛くもかゆくもないのです。わたしの場合、尿道の入り口にも小さな石がついていたため、比較的血尿が発生しやすく、排尿も細い状況になるため、余計に石が育ちやすい状況になってしまっていたようです。

 

しかし、排尿に困るような状況がおきても、血糊を排出できると、本当に自覚症状が全く無くなってしまうのです。そのため、ちゃんとした検査、例えばCTを撮るというようなことを遠ざけてしまっていたのです。逆に胃腸炎や咳、腰痛など、常になんらかの痛みや辛い症状があると、とても我慢ができず医療機関にいかれるかと思います。そのような症状が全くなくなるため、また辛い状態が発生するかもしれないと思いつつも問題解決を先送りしてしまっていたのです。

 

今、振り返っても、結石が大きくなっている事に対して、医療機関での精査を受ける機会は何度もありました。しかし、そのたびに実態を明らかにする事を拒み、解決する事が出来ていませんでした。今回、まさにギリギリの状況に追い込まれて初めて、対応したという事になります。

やはり、身体の変調に気づいた時、自己判断で対応を決める事は非常にリスクがあります。そしてわたしのように、自覚症状がないからと問題を先送りにしてしまう事は最も避けなければならない事だと思います。

 

よく言われる「自分の身体は自分が一番知っている」という判断ほど危険な事はありません。振る舞いや行動においても、自分自身で思う自分と、他人から見た自分は異なっている事がたくさんあります。体内の状況などは、もっと自身では分かっていない可能性が強いです。

 

やはり定期的に検診を受ける事、またその際に異常があれば精密検査を必ず受ける事から始まり、調子が悪ければ、先送りにせず、良い医療機関で、良い医師の判断を仰ぎ、その指示に従う。このような事を是非、皆さんも実行いただきたいと思います。

災害対応の先送りも、許されませんが、ご自身の身体に関する事における対応も先送りせず実行していく年にしていきましょう。