2025年4月1日より法人名がM-plugに変わりました。

最近のＳＮＳ界隈で目立つ話題の一つに、シニア世代の人達が現在、そして今後、どのように人生を送るかという事があります。

 

若い人達からすると、シニアに対する印象がかなり、２極化しているようです。おそらく自身の周囲にいるシニアの人達のイメージがそのままシニア全体の印象になっているようです。そのため、若い人がたてているスレッドに、コメントをつけて当方７２歳などと書くと、「えーっ！Ｔｈｒｅａｄｓやられているのですか？」や、「Instagramやってらっしゃるのですか？」などという反応がかえってくる事があります。おそらくそういう人達の周囲のシニアは、ＳＮＳなどとんでもない、スーパーのセルフレジでの清算やファミレスのモバイルオーダーも出来ないという状況なのだと思います。

 

で、一方、わたし自身がそうですが、ほぼ毎日Instagram、Facebook、Ｔｈｒｅａｄｓに投稿しているシニアがいます（Xはアカウントを持っていますが、読む主体であまり投稿していません）。そのため、例えばＴｈｒｅａｄｓに投稿している人達だけでアンケートでもとれば、６０代、７０代でも毎日元気に活動していますという方達がたくさんいるという結果になると思います。

これは、確かなデータがないので、わたしの当て推量ですが、２０代から５０代くらいまでの人達においては、ＳＮＳでは、とても攻撃的だが、実生活では非常にネガティブで消極的な姿勢という人が一定数おられるように思います。

 

弁護士ドットコムの調査によると、いわゆる誹謗中傷での加害者の比率は「５０代男性」（２４．４％）が最も高く、次いで「４０代男性」（２２．７％）、「３０代男性」（１４．２％）、「４０代女性」（９．７％）となっており、「５０代男性」が最も多かったそうです。その動機は「正当な批判・論評だと思った」（５１．１％）が最も多く、「イライラする感情の発散」（３４．１％）が続き、虚偽または真偽不明な情報を真実と思いこみ投稿した」が９．１％も。

間違った正義感（これが最も危険ですが）や、実生活で得られない達成感や不満の発散が元になっているようです。

 

対して、例えばＴｈｒｅａｄｓに投稿しているシニア達の内容をみると、とても前向きで人生１００年時代を楽しもうという傾向が強いように思います。もちろん、一部年金も限られ、蓄えも少ないためこれからの生活が不安というような方もみられますが、比較的少数です。これはこういう余裕のないシニア達がＳＮＳなんかに時間を費やしている場合じゃない、スマホなどにかける費用ももったいないという状況の反映かもしれません。

 

そのとても前向きなシニア達の暮らしぶりですが、仕事にまだまだ力点をおかれている方と、趣味その他の自分のやりたい事に向かっている方には別れます。ただ、仕事に力点を置かれている方々も、生活のために仕事をされている方は比較的少なく、社会貢献等々、世の中の役に立ちたい、関係を持ち続けたいという方が多いように思います。

 

いずれにしても、シニアの３大リスクは、病気、貧乏、そして孤独です。この３つのリスクを克服していくためにも、どのようにシニアが生きていくべきかが重要です。

何も病気にかからないという事は、まずあり得ないかと思いますが、生命や生活に大きな支障がある病気をさけるためには、あるいは病気にかかっても比較的症状を軽くし、回復を容易にするためには、何をするべきか、どのように生活するべきか？

限られた年金のみで、蓄えもない、厳しい生活にならないようにするためには、どうすれば良いのか？

相談するという事に至らなくても、ちょっとした雑談する相手もいないような孤独な毎日にならないようにするのは、どうしたら良いのか？

 

もちろん、これらの事は今後どうするか？という事と同時に、シニアに突入するまでにどんな生活設計をし、実行するべきだったかが重要です。どのリスクも日々の生活の積み上げの結果です。

すでにシニアになられている方、これからシニアになって行く方、どちらの皆さんとも共に考えていきたいです。

 

それを考える材料の一つとして、わたし自身がどのような人生を送ってきたのか、現在７２歳のシニアの１人として、何をどのように考え、どのように生活しているのかを、次月提示させていただき、検討していきたいと思います。

 

わたしの母方の祖父は満７３歳で亡くなっています。父に聞くと、死因はなんと老衰だったそうです。現在の平均年齢は男性８１．０９歳、女性８７．１３歳ですから、現在では考えられない、老衰年齢です。わたしの父もすでに９９歳、まさに人生１００年時代を生きています。

 

皆様のこれからの人生をもっと楽しむためのヒントを一つでも届けられたらと思います。

以上