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おぎりんのblog♪異なる言語の方々との交流
2025.07.02
カテゴリー:BLOG
先日、イタリア人の男性にレンタルされました。
以前にもお話したかと思いますが、「おっさんレンタル」を始めてすでに丸8年経過しています。過去にも海外の方からのオファーを受けています。アメリカ人の女性写真家の方から取材を受けた事もあります。通訳をお願いしていましたが、費用的な問題があったのか、お一人で来られたため、Googleの音声入力による翻訳アプリで、取材されました。それでも、こみいった話も結構通じ、わたしの活動内容や動機についても伝わったように思います。
その後、ドイツのTV局の取材も受けました。日本支局からのオファーでした。日本支局があるぐらいですからドイツでも大手の局です。取材も2日に渡り、行われたのですが、一日で取材した体(てい)にしたいという事で、同じ服装で来てくださいというような事もありました。
この時は、先方からの要望で実際のお客様にきていただき、わたしとの会話及び相談に応える情景も撮影されました。その時来ていただいた方からはお聞きしていなかったのですが、なんと英語が堪能で、TV局のスタッフ達(1名のみ日本人で他はすべてドイツ人)とも流ちょうに会話されていて驚きました。よくよくお聞きすると、高校生時代に数ヶ月間、合衆国でホームステイしていた経験をお持ちだったとの事でした。
ともあれ、2日がかりで撮影されたドキュメンタリーはドイツ国内でのみ放映されました。その後わたしの友人のドイツに留学していたお友達に日本語訳をしていただき、まずまず好意的に取り上げていただけた事は確認できました。
そしてここ2~3年、一段と海外の方からのオファーが増えています。インバウンド需要の拡大に伴うものです。そのためオファーの大半が、日本に旅行するので、穴場を教えてほしいとか、日本文化を学べるところに案内してほしいなどです。また大半の方が英会話を必須条件にしてこられます。オファーのメールそのものが、まずほぼ全員英文できます。日本語訳をそえてメールをして来られたのは、おおよそ100名中、たったの1名です。そのため、翻訳アプリ大活躍で返信しています。
最近のTV番組やSNSから得られる情報からすると、最近日本に来られる観光客は、我々もあまり知らないような観光地や飲食店に行かれています。わたしなどにガイドを頼むより、SNS等で情報を集められたほうがよっぽど良いかと思う次第です。
またオファーをいただくタイミングそのものが、明日孫と一緒に遊園地にとか、よくても2~3日後というようないきあたりばったりのオファーがほとんどです。なので、スケジュール的にもほぼ対応できないような内容であり、流ちょうな英会話前提なので、ほぼお断りしています。おっさんレンタルのメンバーは全国で約70名おり、なかには英会話が得意なおっさんが数名います。どうしてもという方には、主宰者のアドレスを返信して英会話ができるおっさんを依頼するようにすすめています。
そういう中で、今回オファーを受けたイタリア人の青年はかなりちゃんとしたオファーでした。彼はYouTuberでいつからいつまで来日するので、その間でのスケジューリ取りを前提に、また英会話についてもわたしのレベルでも対応できるようなインタビュースタイルでという事でしたので、オファーを受けました。
前述したドイツのTV局のスタッフもそうですが、ヨーロッパの人々は地続きで様々な言語の人たちと交流があるからかもしれませんが、概ね母国語に加えて英語が流ちょうです。一方アメリカ人は、ほぼ英語しか話しません。二カ国語話せる人をバイリンガルと言い、三カ国語話せる人はトリリンガル、では1カ国語しか話せない人は?アメリカンというジョークがあるぐらいです。
でこのイタリア人青年のA.J.さんも英語は得意なようでした。ガールフレンドが日本人で、彼女はイタリア語が堪能。故に日本語はほぼ話せないという感じでした。
しかし、事前にインタビューしたい内容や動機を伝えてきており、当日にはPCにわたしへのすべての質問を打ち込んできており、翻訳アプリでわたしが読めるように準備していました。また、のべ2時間半ほどのインタビューでしたが、ラスト30分については、新たな質問を打ち込んで(その間わたしは休憩)、より深掘りした内容の質問になっていました。
どのような動画に仕上げるのか、わかりませんが、彼自身なかなかの好青年でもあり、かなり意気投合して、交流できていましたので、良い仕上がりになる事を期待しています。
とこのような異文化交流を経験した中で、通常の平穏な状況であれば人間対人間で違いに相手に敬意を払った中でコミュニケーションをとれば、ほぼ違和感なく互いの気持ちが通じるというように思います。
しかし、万一、災害が発生した際には、このように落ち着いてコミュニケーションがとれるかというと、かなり難易度は高いように思います。2024年の観光客数が国土交通省発表の統計によると、約3,687万人。今年2025年5月一ヶ月の観光客がなんと370万人弱で昨年の過去最高記録を上回っているという状況、前年同月比でみても21.5%増です。非常時には日本在住者だけでも対応が大変な中、言葉がスムースに通じない方達に安全の行動してもらえるようなコミュニケーションをどのようにとっていくのか?非常に大きな課題だと思います。
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