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おぎりんのblog♪AIとの付き合い方
2026.06.03
カテゴリー:BLOG
前月は若年層からの昭和に関する疑問・質問から、それに応えると共に、娯楽やメディアの栄枯盛衰の一端についてお話ししました。それと共にSNSに依存しすぎる事の危うさについても私の考えを述べさせていただきました。
そういう中で、衝撃的な事件が起きました。読売巨人軍阿部前監督の家庭内暴力に伴う、逮捕とその事による巨人軍監督の解任という事件です。
この事件については、かなり詳細に報道されていますので、皆様すでにご承知かと思いますが、5月25日夜、阿部前監督の娘さん達の喧嘩を止めようとした。しかし、長女に言い返された為、立腹し、長女に暴力を振るった。この件につき、長女が対応に困り、ChatGPTに相談したところ、児童相談所への通報を進められた。で、実際に児相に相談したところ、児相から警視庁に連絡がいき、逮捕に至ったというものです。
その後、長女の手紙が公表され、よもや父親が逮捕されるとは・・・と、AIとの対話がこういう結果になった事は予期せぬ事であったようで、その衝撃は理解できます。
しかしながら、現役は引退しているが、プロ野球選手。体格も一般人よりは大きく結果的に長女はケガが無かったとはいえ、阿部前監督が飲酒していた状況もあり、決して楽観できる状況でもなかったかと思います。
この事件でわたしが印象に残ったのは大きく2つあります。
まず一つ目は、阿部前監督の辞任を取り消し、復帰を求める署名が28日時点というたった2~3日後に13万人をこえたという事です。署名者の中には、暴力を肯定するものではないという事を言われている方もおられるようですが、家族の対応、児相及び警察の対応に対しての不満もみえ、「そんな大事にしてどうするの」的な層も一定数おられるかと思います。
前述しましたように、長女に怪我はなく、長女自身も大きな事件になってしまった事に驚いているという情報はありますが、飲酒した体格の良い男親が暴力をふるった場合の危険度は高く、結果オーライだったのかもしれません。プロ野球選手及び、監督やコーチは当然ながら国民皆の注目を集める存在であり、このような事を軽くみる事は許されないかと思います。
もう1点、これが強い印象を残しましたが、家庭内でのもめ事とはいえ、他人には相談しにくい事について、長女がAI―ChatGPTに相談したことです。生成AIはすでに若年層だけではなく、広く浸透しています。しかし、その活用内容は世代間でかなり違いがあるようです。GMO NIKKO「Z世代トレンドラボbyGMOが実施したZ世代特に女子高生における生成AIの利用実態をみました。
まず生成AIを利用する女子高生の半数以上54%が、悩みを相談しています。これは男子高校生や大学生と比べても13~20ポイント高く、女子高生にとって生成AIが相談相手として当たり前の存在になっています。そして、その6割が誰にも言えない悩みの相談です。相談内容は学校、内面、恋愛まで幅広いようです。まさに秘密の友達であり、聞き役になっているようです。
わたしは、すでに9年間継続している「おっさんレンタル」でも、仕事、プライベートそれぞれ半々ぐらいのご相談を受けていますが、大半が「誰かに言いたい、相談したいが、知り合いには言いたくない問題」です。なので、見ず知らずの「おっさん」に相談に来られるという事です。そういう相談相手が、女子高生たちにとっては生成AIになっているのでしょう。
30代、40代のミレニアル世代では、実用的な情報収集やライフスタイルの課題解決、すなわち、心を身体の健康や、キャリア、転職や子育ての相談です。そして50代~シニア世代になりますと、日々の献立、健康維持のためのアドバイスが中心になります。
いずれにしても、生成AIによる効率化に対する期待以上に若い世代ほど、相談相手としての活用が広まっています。今回の阿部前監督の長女の利用に仕方は非常に象徴的な出来事であったと思います。
また何でもかも、生成AIに頼る危険性を感じ始めています。
Threadsでの投稿で、「調剤薬局で受け取った薬の飲み合わせをチャッピーに聞いたら、このA錠とB錠は一緒に飲まないほうが望ましいと言われたが、そのようにして良いか」という投稿がありました。さすがに、「薬剤師や医師を信頼しないのか?」等々のコメントが多く集まっていました。まあ、生成AIどころか、SNSの中で、調剤された薬について意見を聞くなどというとんでもないユーザーもいますので、それよりはマシ?かもですが。
現時点でも、SNSの非常に少数者による意見も真に受けてしまう、ユーザーはかなりおられます。今の女子高生世代が今後成長する中で、生成AIやSNSの情報を検証せずに信じてしまう層が増加する事が心配です。
M-plugでは、災害対策や対応についての知見を高め、皆さんに提供していますが、SNSや生成AIの情報をそのまま信じてしまう事の危うさについて、特にSNSでのデマの流布は非常に危険です。その対策を更に検討していきたいと思います。
以上
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